モーツァルト(1756-1791)

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DVD

歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全曲 ムーティ&ウィーン国立歌劇場(日本語字幕付)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TDBA0091
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
ライブ盤

商品説明

ウィーン国立歌劇場&マエストロ・ムーティによる艶やかで鮮烈な『ドン・ジョヴァンニ』。ドン・ジョヴァンニの業を見事に演ずるカルロス・アルバレスを中心に女声(ピエチョンカ、アントナッチ、キルヒシュラーガー)、男声(シャーデ、ダルカンジェロ、レガッツォ、ゼーリヒ)が美しい対照と個性を際立たせます。ロベルト・デ・シモーネのユニークな演出から目が離せません。ウィーン国立歌劇場とウィーン芸術週間による共同制作。

モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全曲
ドン・ジョヴァンニ:カルロス・アルバレス
騎士長:フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ
ドンナ・アンナ:アドリアンヌ・ピエチョンカ
ドン・オッターヴィオ:ミヒャエル・シャーデ
ドンナ・エルヴィーラ:アンナ・カテリーナ・アントナッチ
レポレッロ:イルデブランド・ダルカンジェロ
ゼルリーナ:アンゲリカ・キルヒシュラーガー
マゼット:ロレンツォ・レガッツォ
ウィーン国立歌劇場合唱団
合唱指揮:エルンスト・ドゥンシルン
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ

演出:ロベルト・デ・シモーネ
装置:ニコラ・ルベルテッリ
照明:クルト・シェーニィ
衣装:ザイーラ・デ・ヴィンチェンティース
振付:レナート・ザネッラ
ビデオ演出:ブライアン・ラージ      

1999年6月26、27日 アン・デア・ウィーン劇場におけるライヴ収録

製品仕様
収録時間:全プログラム173分
字幕:日本語・イタリア語
画面仕様:ワイド(16:9)、カラー
音声仕様:リニアPCM(48kHz/16bitステレオ)
ディスク仕様:片面2層

プロフィール
カルロス・アルバレス(ドン・ジョヴァンニ、バリトン)
スペイン、マラガ生まれのバリトン。医学から転向し、マラガの音楽院で学ぶ。1990年にデビュー。以降急速に名声を高めている。レパートリーは広く、モーツァルトからヴェルディ、ヴェリズモ・オペラの役まで歌う。朗々と響く男性的なバリトンの声に加え、精悍な容姿、優れた演技力を兼ね備え、益々の活躍が期待される。日本にも数回来日し、特に2005年の新国立劇場での『マクベス』のタイトルロールで絶賛された。

アドリアンヌ・ピエチョンカ(ドンナ・アンナ、ソプラノ)
カナダ、バーリントン出身のソプラノ。 1988年カナディアン・オペラでデビュー。1989年にヨーロッパに進出、ウィーン・フォルクスオパーに所属。1991年にはウィーン国立歌劇場と契約。1995年にはグラインドボーン音楽祭にモーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』のドンナ・エルヴィーラで初登場、翌年もシュトラウス『アラベラ』のタイトルロールで出演。現在は英国在住。柔軟で説得力のある歌唱力を持った歌手である。日本には2001年に新国立劇場のモーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』でドンナ・アンナ役に出演、さらに2005年のバイエルン国立歌劇場来日公演で、ワーグナー『タンホイザー』のエリーザベトを歌う予定。

アンナ・カテリーナ・アントナッチ(ドンナ・エルヴィーラ、ソプラノ)
イタリアのフェラーラ生まれのソプラノ。ボローニャで学ぶ。1987年から88年に、パルマのヴェルディ・コンコルソなどを立て続けに受賞、国際的な活動を開始する。ソプラノだが、メッゾソプラノの役も歌える広い音域を誇り、バロック音楽から古典ものを中心に定評がある。ことにリッカルド・ムーティが重用し、1996年には、スカラ座のシーズン開幕公演のグルック『アルミーダ』でタイトルロールを歌っている。

イルデブランド・ダルカンジェロ(レポレッロ、バス=バリトン)
イタリア、ペスカーラ生まれ。1989年と1991年にトレヴィーゾのトーティ・ダル・モンテ・コンクールに入賞。モーツァルトの『女は皆そうしたもの(コジ・ファン・トゥッテ)』と『ドン・ジョヴァンニ』でデビュー。イタリア系バスならではの充実感のある響きを持つバス歌手として、バロックから近代ものまで幅広く活躍している。またイタリア人らしい彫りの深い容姿も人気の一因となっている。『ドン・ジョヴァンニ』では、レポレッロ、マゼットだけでなく、ジョヴァンニも歌っている。

アンゲリカ・キルヒシュラーガー(ゼルリーナ、メッゾソプラノ)
ザルツブルク生まれのメッゾソプラノ。モーツァルテウム音楽院ではピアノを学んでいたが、歌に転じ、ウィーン音楽アカデミーでワルター・ベリーに学んで大きく成長する。現在ではウィーン国立歌劇場を中心に、メトロポリタン歌劇場、ミュンヘン州立歌劇場、バスティーユ歌劇場など、一流のオペラハウスから引っ張りだこである。日本には2000年と2004年のウィーン国立歌劇場来日公演、2000年のサイトウ・キネン・フェスティヴァルに出演している。

ロレンツォ・レガッツォ(マゼット、バス)
ヴェネツィア生まれのバス。ロッシーニのバス役として当代最高の評価を与えられている。1994年には既にペーザロのロッシーニ・フェスティヴァルに登場、以来定期的に出演している。加えてバロックオペラ、モーツァルトのオペラでも高い評価を受けていて、ことにフィガロは2001年のザルツブルク音楽祭で大好評を得、当たり役としている。知性的な歌い口と絶妙の演技力を併せ持つ才人である。

ミヒャエル・シャーデ(ドン・オッターヴィオ、テノール)
スイス、ジュネーヴ生まれのテノール。両親はドイツ人。1977年に両親の仕事の関係でカナダのトロントに移住。西オンタリオ大学、さらにフィラデルフィアのカーティス音楽院で学び、1990年にニューヨーク・オラトリオ・コンペティションを受賞、宗教音楽を中心に活動を開始する。1992年、ウィーン国立歌劇場にデビュー。1993年にはメトロポリタン歌劇場、1997年にはバスティーユ歌劇場と、着実にキャリアを伸ばし、ここ数年は国際的に活躍するテノールになっている。

フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(騎士長、バス)
1962年生まれのドイツのバス。ケルン音楽院で学ぶ。ウィーン国立歌劇場、コヴェントガーデン王立歌劇場、スカラ座などの大劇場に出演し、ザラストロ、騎士長、オスミン、ロッコ、マルケ王、ダーラント、ファーゾルト、グルネマンツなど、ドイツ系の諸バス役を歌う。2006年にはザルツブルク音楽祭で、アーノンクール指揮の『フィガロの結婚』に出演予定。

リッカルド・ムーティ(指揮)     
1941年、ナポリ生まれ。ナポリ音楽院でピアノを学ぶ。ミラノでアントニーノ・ヴォットーに指揮を学んでいる。1968年にデビュー。1969年から79年までフィレンツェ五月音楽祭の首席指揮者、1973年にはロンドンのニュー・フィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者(1979年からは音楽監督)、1975年からはフィラデルフィア管弦楽団の首席指揮者(1980年から92年まで音楽監督)、そして1986年から2005年までミラノ・スカラ座の音楽監督に就任。現在はウィーンを中心にフリーで活躍している。

ロベルト・デ・シモーネ(演出)
ナポリ生まれのイタリアを代表する演出家の一人。ナポリ音楽院を卒業、演奏活動をした後、演出家に転向。1981年から87年にサンカルロ劇場の芸術監督を務めている。

内容詳細

3人の女性たちとドン・ジョヴァンニ役のアルヴァレスとのからみが絶妙で、ムーティ、ウィーン国立歌劇場管の音楽作りが見事。さらにシモーネの演出が的確で、三拍子揃った極上の舞台として話題となったものだ。(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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歌手も演奏もいいのですが、演出と映像化は...

投稿日:2009/03/08 (日)

歌手も演奏もいいのですが、演出と映像化は「ダメ」。衣装は演劇でもオペラでも登場人物のキャラクター設定にとって重要なはずですが、この演出では次々と衣装の時代設定が変わり、話の流れや集中を著しく妨げています。ほぼ常に暗い照明もほとんど変化のない舞台装置も退屈。

ぐす太夫 さん | 千葉県 | 不明

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歌手のうまさを含めて音楽はすばらしい。し...

投稿日:2008/09/28 (日)

歌手のうまさを含めて音楽はすばらしい。しかし、映像的には前半のアルバレスの老けてずんぐりした姿はどうみてもジョヴァンニとしては違和感が拭いきれない。ダ・ポンテは特に「若い貴族」と指定していたはずだが。。ムーティではスカラ座の方がいいと思う。

hm,hm さん | 宮崎市 | 不明

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アン・デア・ウィーン劇場の臨場感溢れる良...

投稿日:2008/06/25 (水)

アン・デア・ウィーン劇場の臨場感溢れる良い映像収録だ。舞台演出も歌手もとても良いと思う。ムーティ指揮ウイーンフィルの演奏がまた実に素晴らしくて何度でも観たくなる。フルヴェン、カラヤン、ムーティ旧録(スカラ)と比べても一番好きだな。

Haru さん | 千葉県柏市 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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